なぜ特定のがんが末期がんになるか│末期がんの治療方法

腎がんと透析患者の関係性

レディ

透析患者は一般の人よりも腎がんになりやすい

透析を行っている透析患者は一般の人に比べ、腎がんを発症しやすいと言われています。これは透析自体ががんの危険因子となっているためとなります。また、透析患者さんは尿毒素の体内への蓄積などの影響でさらに免疫力が落ちているためといった理由などもあります。岡山も例外ではなく、透析患者の死亡原因の4位はがんを含む悪性腫瘍となり、全体の9%を占めています。日本では欧米に比べて少ないとされていましたが、ここ十数年ほどで日本でも患者数が増えてきています。増えている理由としては、食生活の欧米化や生活習慣の変化などが関係していると言われています。しかしながら、腎がんは早期であれば根治が期待できるがんです。また、透析施設での定期検診から腎がんの早期発見に繋がることが多くあり、岡山でも実例があります。根治を目的とした手術が岡山でも標準的な治療方法となっています。

透析患者に多い腎がんの特徴

腎がんの病状としては、血尿や腹部のしこりなどが挙げられます。最近では検診などの機会も増えたため、無病状のうちにたまたま見つかることなどもあります。腎がんは淡明細胞がんと呼ばれるものが全体の7割を占めています。他にも、尿毒症物質の蓄積から透析腎がん特有の、非淡明細胞がんが多く見られるようになります。これは透析期間が長くなると、病状が進行して見つかる事が多いです。また、透析患者の腎がんの場合は、ACDKに合併している場合、両肺にがんが発生しやすくなっています。発症する年齢については加齢により増え、岡山でも50代後半からの発症が多くなっています。